
ばらの花

ばらの花
今日はバラを買おう。と思いました。
普段バラは全然買わないです。
やっぱり可愛いすぎるというか綺麗すぎるというか、強すぎてズルすぎる、みたいな気持ちがあるからかなあ。
leberiでいいバラを紹介してもらったのでそれを買うことにしました。
ラストナイトオンアース
長野県の堀木園芸さんのバラ。凄い。
まず名前かっこよすぎ。地球最後の夜に。
このバラならブリブリすぎず、かと言って無骨でもなく、マニッシュな女性を思わせる美しさを感じます。
簡単に言うと、私みたいなおじさんが一本持ってても、悪くないな、って感じです。
かなり複雑な色味だと思う。
もう少し話すと、個体差があるのもいい。
普通ある程度規格を揃えて出荷すると思うんだけど、堀木さんのバラは色味、グラデーションの具合、開き方あたりが若干個体差がある。
偶然性の美しさのようなものもあるし、単に選ぶ楽しさもあります。
あと、10日くらい保つとのこと。
お家に連れて帰りましょう。
バラの花を飾ってみたらバラの花を普段買わない理由がなんとなくわかった。
襟を正さなきゃならない気がするからだ。
バラを飾った途端、この花に見合う自分を想像してしまった。
生活感のない高貴な自分を。
いい感じの写真撮ったけど
写ってない側は全然めちゃくちゃ片付いてないし、洗濯物畳んでないし、ベッドのシーツ変えてないし
あ、トイレットペーパー買いに行かなきゃ
バラの高貴さと、自分の生活感が激しくコントラスト
でもそれでいいよ。
花を買って飾るなんて本当は気軽なことなんだから。
気軽でいいのよ。
バラの花を買った時だけ、すこしだけ、襟を正してさ。