
大学9年生(?)。アートと、コーヒーと、自分のこと。

大学9年生(?)。アートと、コーヒーと、自分のこと。
初めまして。留年の向こう側からやってきました。
愛媛県今治市出身、慶應義塾大学文学部美学美術史専攻、小松金と申します。
半年ほど前に、高円寺にある友人共のシェアハウス(8人、一軒家)にふらふらと通いはじめ、色々なご縁があり現在に至ります。
正直、何を書けばいいのかわかりません。自由すぎて。
「あなたのカルチャーが、わたしのウェブマガジン。」
わたしのカルチャーのこと。少しだけ、話させてください。
上京して9年、留年に留年、たまに休学を重ね、所謂「カルチャー」なるものを海のように広く、水たまりのように浅く蓄えた化物。これが私です。
私の愛する少し深めの水たまり。今回は、「アート」と「コーヒー」について。
「アート」、芸術に関しては完全に鑑賞専門。大学の専攻で歴史を学ぶうちに知った近代芸術の流れ、その中で異彩を放っていた「ウィーン分離派」に傾倒。
みんな大好きグスタフ・クリムトが有名ですね。権威的なアートの在り方、(本当に)簡単に言うと所謂伝統的な「宗教画」とは違う、新しい造形表現を求めた変人です。
周辺の画家にエゴン・シーレという画家がいますが、最近シーレとクリムトを対比して語る文脈を散見するような気がしています。陰と陽のように区別して書かれている文章を見るたびに「ホントにー??」とニヤついてしまうのですが、わかります?このオタクのニヤつき。キモいですね。
本格的にシーレとクリムト、その周辺に触れるのはまたの機会に。
今回は、私の好きな作品を少しだけ添えて。
エゴン・シーレ《隠者たち》1912年
グスタフ・クリムト《ユディトⅠ》1901年
俗ですね〜。でも、いいものはやっぱりいい。それでいい。
続いて、現状私の生業である「コーヒー」について。
最近は、と言っても本当にここ1年はコーヒーの勉強をしています。
長年アルバイトとして働かせて頂いていた飲食店の新業態。『食後に、最高に美味しいカフェラテが飲めるレストラン』のコンセプトに惹かれ、全く未経験だったバリスタとしての仕事に奮闘中です。
元々お酒はかなり好きで、ワインの勉強も少しだけしていたのですが、ワインとコーヒー。これがかなり似ているんです。
これは個人的見解ですが、歴史の浅いスペシャルティコーヒー業界が、十分な歴史、それに伴う社会的地位を持ったワイン界隈のテイスティング方法や、フレーバーの表現をほとんどそのまま取り入れた結果、「似てしまった」というのが正しい表現なのではないかと。
まあ、そんなことは縦置き(参照:2021 M-1グランプリ決勝ネタ 真空ジェシカ)、コーヒーって美味しいんです!
おしゃれなカフェはいまだに苦手ですが、そんなところに限って美味しいケニアの浅煎りが置いてたりするからヤダ。渋めのサ店でいただく「ざ・美味い珈琲」も愛しています。
次回、『マツコのコーヒー教室。〜あなたの好みのコーヒーに出逢う旅〜。』
次回以降(勝手に次回以降がある程で話進めまあす。)は、個々のカルチャーにもっと、もっとフォーカスした内容でお送りしていきます。乞うご期待!